ホメオスタシスは医学用語で、日本語では「恒常性を維持する機能」と言う意味があります
これは
生体が様々な環境の変化に対応して、内部状態を一定に保って生存を維持する現象であり、その状態を意味し、私たち人間の場合は、ホルモンの分泌を含め主に自律神経によってコントロールされています
血液の性状の一定や体温調節をはじめ、心拍数、呼吸数、血圧、血糖値などはすべてこれに当てはまるものです
走ったり力仕事など筋肉に負荷をかけると心拍数が上昇し血圧や呼吸数が増加するけれど、筋肉への負荷がなくなると時間の経過と共に自然と増加した心拍数や血圧、呼吸数は徐々に平常値に戻って行き元の状態に戻ります
このような働きがホメオスタシス(恒常性を維持する機能)の機能です
ホメオスタシスは、生まれながらに私たちの体に備わるものですが、この機能の優劣が体の丈夫さや病気にかかりにくい体質を決定すると言っても過言ではないでしょう
病気を患っているときや体調がすぐれないときはホメオスタシスの機能が正常に働かなくなっているとも言えます
ホメオスタシスの機能は、自律神経によって自動的にコントロールされているのですが、病気を患っているときや体調がすぐれないときは自律神経の働きも乱れています