心のベクトルと意識のベクトル
私たち人間は「心」を宿している
と同時に
「意識」に目覚めた生き物だ
「意識」は、幼少の頃の環境に大きく影響を受け、その環境の中での反復によって自我が形作られ、それがその後の人間形成や人格・性格に反映される
これは>>心の収束と安定のところを参考にしてください
人は、時を経るにつれ、悩みや迷いに遭遇します
「念」とは、辞典で調べると
◇思いや気持ち:例)「感謝の念」
◇心くばりや注意:例)「念には念を入れる」
◇かねての望みや念願:例)「念が叶う」
などと解説されています
また、仏教的には
◇心の働きや記憶する働き
◇非常に短い時間。一念。刹那
◇対象に向かって心を集中し、冥想(めいそう)すること
などと説かれています
この説明や解釈は間違ってはいないけれど、同じ様な言葉を使いまわして観念的にイメージさせているだけで、イマイチよくわからない・・・?と思う人は少なくない、と言うか「そんなもんなのか・・・」って思うのが一般的ではないでしょうか
「念」とは
心と意識を併せ持つ人間の瞬間・瞬間の有り様を意味するものだと考えます
これを図を用いて表してみましょう